イワタバコの種子散布
ずっとイワタバコの種子散布について追っかけていたのだが・・・。
8月2日の花の時期、9月18日花が終わり果実になり始めた時期。
そして今、果実が熟して種子散布の時期になりました。
斜面の全体にイワタバコが着生するために茎が立ちあがって斜面上部に種子を
散布すると言われているのですが、茎はどうして立ちあがるのか?
そのとき種子はどう散布されるのでしょう?
残念ながら今回は斜面側に傾斜したものは見られませんでしたが昨年
箱根で観察したものの中にはありました。
果実はどうなっているのか初期は開き状態だがやがて2つに割れる。
≪考察≫
茎 :茎が板状になり両面の伸縮が違うことから茎が立ちあがことができる。また
板状になることから風によって上下に動きやすく左右の動きが少なくなる。
種子:果実が円錐形の筒状になることから果実が下向きの時はこぼれず、逆さに
なることによって種子散布ができる。
種子は細長いラグービーボール状にっていいることから一度にはこぼれず
非常に小さいことから斜面の凹凸に留まりやすいと思われる。
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