フキの雌株と雄株

春の味覚の代表の山菜のフキノトウ、いつも見慣れているのだが
じっくりとは見ていなかった。
雌株と雄株とあるのは知っていたがどう違うかと聞かれたら？？？
ということで調べてみなした。

雄株・・・キク科で総苞に抱かれた小花はすべて筒（管）状花で両性花であるが種子ができないので機能的には雄花。

雄株。

花粉が柱頭にたくさんついています。

ガクの位置にある冠毛、合着した5枚の花弁、雄しべは5、葯が合着。

合着した葯から花粉がこぼれ、花柱が伸び柱頭で花粉を押し上げる。

柱頭に花粉が付く。通常の両性花では柱頭が二股に分かれ受粉をするが雄花はこのまま・・・。

雌株。

雌花の花柱は雄花に比べるとかなり細い。

小花の中央付近に少数の雄花と同じ形をしているものがある。

雄花と同じ形をしていいるが葯は萎んで花粉を出さない。

雌花、柱頭が二股に分かれ受粉する。間違いがあったので差し替えます（退化した雄しべまたは雄しべは退化）

参考
野草図鑑　保育社　長田武正
原色野草観察検索図鑑　保育社　長田武正
野花手帳　秘められた性生活　フキ　山と渓谷　多田恵子

コチャルメルソウとコシノチャルメルソウ

コチャルメルソウの腺毛が面白かったので撮影してみました。
そういえばコシノチャルメルソウも撮影していたので比べてみました。

雌しべがだいぶ違う。

やっぱり雪国の毛は寒さためが長い。

チャタテムシの孵化

3月 7日 にチャタテムシの幼虫の画像をアップしたが
どうしても孵化の瞬間がみたいと思い挑戦。
鮮明な画像は無理だったが・・・。

卵に眼がみられる

孵化し始めた

この個体は青い帯があるが・・・

コウヤボウキの新葉

三寒四温の季節、冬芽もふくらんできました。
綿毛につつまれたコウヤボウキの芽吹き・・・。

綿毛に包まれている。

鋸歯もみえる。

新芽・・葉の裏側はこんな毛に包まれている。

さて内側、表も毛だらけ

コカゲロウの一種

去年もこの時期に出会ったコカゲロウの一種、なんど見ても
不思議な眼・・・。

ターバン眼。

こらは抜け殻のようだ。

チャタテムシ一種の幼虫

ヤツデの葉裏にチャタテムシの卵がたくさんあったのだが
どうなったのだろう？と言うことで捲りに・・・。

矢印のところに・・・。

ちいさいのはなんでもかわいい？

ちょっと大きくなったかな？

こちらは違う種か？

スギの雄花

いよいよ本格的なスギ花粉の季節になってきました。
スギの花粉はどんなものだろうと思って・・・・花粉が出ていない
物と比較するともっと構造がわかったかも？いまいちだなぁ。
やはり作業が終わったあとは暫くクシャミが止まりませんでした。
スギ花粉、恐るべし！

断面は

更に大きくすると

横に切ってみると

更に大きくすると

目盛りは0.5㎜