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2017年3月27日 (月)

フキの雌株と雄株

春の味覚の代表の山菜のフキノトウ、いつも見慣れているのだが
じっくりとは見ていなかった。
雌株と雄株とあるのは知っていたがどう違うかと聞かれたら???
ということで調べてみなした。

Img_4724

雄株・・・キク科で総苞に抱かれた小花はすべて筒(管)状花で両性花であるが種子ができないので機能的には雄花。
P3182247

雄株。
Dsc_7208

花粉が柱頭にたくさんついています。
Dsc_7985

ガクの位置にある冠毛、合着した5枚の花弁、雄しべは5、葯が合着。
003

合着した葯から花粉がこぼれ、花柱が伸び柱頭で花粉を押し上げる。
005

柱頭に花粉が付く。通常の両性花では柱頭が二股に分かれ受粉をするが雄花はこのまま・・・。
004

雌株。
Dsc_0909

雌花の花柱は雄花に比べるとかなり細い。
Dsc_7535

小花の中央付近に少数の雄花と同じ形をしているものがある。
Dsc_7259

雄花と同じ形をしていいるが葯は萎んで花粉を出さない。
006

雌花、柱頭が二股に分かれ受粉する。間違いがあったので差し替えます(退化した雄しべまたは雄しべは退化)
007_2


参考
野草図鑑 保育社 長田武正
原色野草観察検索図鑑 保育社 長田武正
野花手帳 秘められた性生活 フキ 山と渓谷 多田恵子


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