テイカカズラ
テイカカズラの花の仕組みを調べてみました。いろいろな方が本やSNSで書かれている
ので参考にさせて頂きました(最後に表記)。
円柱形の長い花筒に5枚の花びら付いています。
蕾は捩じれています。
花弁を表面から撮影、チョウやガが口吻を差し込む穴が5こ並んでいます。
中央には雄しべの先端がみえます。
花筒上部の断面(左)口吻を差し込む5この穴と5本の雄しべの隙間(赤矢印)
花筒の断面
花筒上部の断面、柱頭上部の周囲にある粘液に花粉がつく。
花筒の下部、子房2、ガク5、腺から蜜が出る。
チョウやガが口吻を差し込み引き抜く時に花粉が口吻に付く。
更に引き抜くと。
花弁の正面からみると。
やや斜めがら・・。
花筒を取り除き雌しべをみる。柱頭の上に粘液状の塊があり雌しべの先端が見られる。
この粘液状の塊と雌しべの先端は柱頭から簡単に外れる(これについては他の方も説明がない)
構造図
下記を参考にいたしました。
※千葉県立中央博物館 生態園いきもの観察日記
※杉並の自然学 植物/テイカカズラ
※はるなつあきふゆ夕菅の庭 テイカカズラ[花木(初夏]
※石川の植物 植物観察図鑑 FILE55 テイカカズラ
※小学館 園芸植物大辞典
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