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『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』

2020年8月22日 (土)

『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』その4・トウモロコシ

『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』が文庫本で再出版されました。

なんど読んでも新しい発見があります。トウモロコシ編は900字余りの

文字と数枚のイラストで花の構造や受粉の仕組み簡潔に描写されています。

この中の花粉の大きさが気になって・・・撮影してみました。

 

トウモロコシの雄花と雌花は別々の穂につき、雄花が先熟します。

P6283319_20200818194601

雄の穂は茎の先端につきます。

Dsc_5013_20200819195001

雌の穂は葉のわきにできます。

Dsc_5014_20200819195001

雄しべは長い柄を伸ばして吊下がります。

Dsc_5015_20200819195001

雄しべの先端には穴があいていて花粉を撒き散らします。

Dsc_1736_20200819195001

先端の穴に花粉がみられます。

Dsc_2757_20200819195001

大きく裂いてみるとたくさんの花粉があります。

Dsc_1758_20200819195501

雌しべはたくさん毛のようなものがあります。

Dsc_2515_20200819195501

雌しべにたくさんの花粉がついています。

Dsc_2501_20200819195501

葯の大きさは6㎜程度。

Dsc_2774_20200819195001

たくさんの丸い花粉。

Dsc_2775_20200819195001

トウモロコシの花粉は風媒花では大きく0.1㎜程度。

Dsc_2780_20200819195001

下記を参考にしました。

ちくま文庫『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』
文:田中肇 絵:正者章子

 

2017年7月21日 (金)

『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』その3・ユリ

昨日、芸能人が生け花の優劣を競うTVのバラエティ番組で
花材に使用していたユリの雄しべの葯が摘み取られていま
したが・・・。
今回はレンゲソウに続いて『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』
よりヤマユリを撮影してみました。

 

葯がふらふら動きます。田中肇さんは掃除機のTの字型の吸い込み口に例えています。
">

※白い花糸は先端近くで急に細まり、その細くなった先端にヤクがついている。
Dsc_8166

※ヤクはおんなかを支えられているので、おしべ全体の形は英語のTの字形になっている。
Dsc_6000_2

 

 

 

花糸と葯の接してい個所は点で支えられているのでふらふらと動きます。
Dsc_6017


Dsc_6002

 

 



粘りのある花粉はこんなに付きます。
Dsc_5997

虫たちはこの蜜を求めてやってくる。
Dsc_8799

雌しべの先端。
Dsc_8795

 

 



外花被3・内花被3・雄しべ6・雌しべ1
Img_8134

葉の様子。
Dsc_8482

ヤマユリ
Dsc_8157

※このようなユリの雄しべの仕組みや花粉の性質が、服や持ち物にしみをつけやすいため  に、ヒトという生物にいとわれ、花屋さんに摘み取られてしまう。そして赤褐色の雄しべを
   とられたカサブランカは、その白さをいっそう増すことができるのだ。

 

 

 

 

 

下記を参考にしました。
※印 文章は一部抜粋しています。
講談社『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』
文:田中肇 絵:正者章子

2017年6月 7日 (水)

『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』その2・レンゲソウ

あっというまに梅雨の季節になってしまった。
ツツジに続いて『花と昆虫、不思議なだましあい』
よりレンゲソウを撮影してみました。

 

たくさんのミツバチが蜜を求めて巡っています。
Dsc_3825_2

 

 

Dsc_3845_2

 

 

旗弁のもとのほうに頭を押しこみ、後ろ脚で下側の4枚の花弁を押し下げる、
舟弁の中から雄しべと雌しべの柱頭がミツバチの腹面をこする※
Dsc_3829_2

 

花の各面
01

 

翼弁、舟弁を押し下げると。
02

 

レンゲソウの花の構造※
2

 

10本の雄しべのうち9本が円筒状になっていて、筒の上側は合
していない・・・・残る1本の雄しべが・・隙間を広くして、ハチが蜜を
吸うときに口を差し込みやすいようになっている※
Dsc_1964

 

上記を拡大したところ。
Photo

 

レンゲソウの果実
Dsc_9688

 

熟した果実
Dsc_9689

 

果実の断面
Dsc_7812

 

種子
Dsc_7819

 

 

 

下記を参考にしました。
※印 文章は一部抜粋、画像はイラストと同じレイアウトにしています。
講談社『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』
文:田中肇 絵:正者章子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年5月11日 (木)

『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』その1・ツツジ

だいぶ前に読んだ本を読み返してみました。
いま読み返してみると興味深いことばかり書かれていたのですね。
書かれた方が観察したものを自分でも見てみたい!
自分の五感で感じてみたい!ということでツツジに挑戦してみました。

 

八国山のヤマツツジ
Dsc_3915

 

花粉を運ぶのはアゲハチョウの仲間達。
Img_2200

 

雄しべは5本、葯は先端に2個の穴がある。
Dsc_0599

 

葯には蓋がなく白い花粉がみえる。
Dsc_0596

 

つぶつぶの白い花粉は粘着糸につづられる。
Dsc_1455_2

 

花粉が出て空っぽの葯。
005

 

ほかのツツジの仲間の葯、こりらは園芸種の為か形が不揃いのものが多かった。
008

 

ツツジの蜜は、Ω型になった筒の奥、ここに口吻を差し入れて蜜を吸う。
006

 

チョウはY字形のシワの周囲にたくさんの色の濃い斑点があるところを目印にやってくる。
Dsc_4007

 

ほかのツツジの仲間。
007

 

雌しべ。チョウがあまり訪れない為か花粉が付いていないものが多かった。
Dsc_0598

 

下記を参考にしました。 講談社『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』 文:田中肇 絵:正者章子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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